ビットコインを入れておく「ウォレット」について、手数料の面から考えてみましょう。手数料にはいくつか種類があります。「ビットコインは手数料がかからない」という甘い言葉に踊らされることのないよう、全体を見渡して考えましょう。

 

手数料は取引所によって異なる

ビットコインを保有している人の多くは、「ウォレット」と呼ばれる仕組みを利用しています。

ウォレットというのは、英語で財布という意味ですね。パソコンやスマートフォンで利用することができ、いつでも持ち歩いている財布のように気軽に使える「口座」だと思えばよいでしょう。

ビットコインでいえば、ビットコインを入れて保管しておくところです。

ウォレットを提供している取引所ごとにそれぞれ特徴があり、それに合わせた手数料や交換比率が設定されています。それらは必要経費と割り切って考えてください。

仮想通貨が安く手に入るルートを知っているなら、そこを積極的に使いましょう。知らなければ、ひとまず現状で便利だと思うところを利用すればいいと思います。

ビットコインを取引するうえでかかる手数料にはいくつかの種類がありますが、普通に考えて当然手数料がかかりそうな「ビットコイン取引」そのものに対する手数料はかからないようになっているところがほとんどです。

もっといえば、取引をすると、その度に(少額ですが)手数料を還元してくれる取引所まであります。ビットコインの売買をすると、それだけで報酬がもらえるというわけです。

ただし、日本円をウォレットに入金する際には手数料がかかります。また、出金時や送金時も手数料がかかるところがほとんどです。

 

「手数料ゼロ」を鵜呑みにしないこと

ビットコイン取引の手数料が無料だといわれても、日々相場がかわる仮想通貨においてそれがどのような影響を与えるのか理解が難しいかもしれませんね。

決して「ビットコインは手数料がかからない」とは思わないことです。その他の手数料がけっこうバカにならないからです。

世界中で売買されているビットコインだからこそ、各国の取引所も含めて総合的に検討すべきでしょう。

FXなどの為替取引の経験がある人は、「ビットコインは手数料がかからない」ので特別だ、などとは思っていません。

実際、いまどき銀行口座にお金を預ける際に手数料を払っている人はほとんどいないと思いますが、ビットコインの場合はウォレットに日本円を入金するだけで、それなりの手数料が発生します。

初心者がビットコインを購入する際には、思いがけない事態が起こりかねないことを理解しましょう。インターネットにはたくさんの情報があふれていますが、その中から自分に必要な情報だけを拾い上げることは簡単ではなく、不要な情報に振り回されてしまいがちです。

うまい話に飛びつけば、あとで後悔する状況を生むこともあります。その視点で見れば、手数料がかからないといっても、ビットコインは特別なものではなく、トータルで考えれば一般の通貨取引と同じような費用がかかることが見えてくることでしょう。